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PROFILE

国内外のメートル・ドテルやソムリエのコンクールにおいて、優勝・受賞歴多数、世界技能五輪を始め国際団体の運営・審査にて業界を牽引。現在、ホテル、ブライダル、レストランのコンサルタントや大学・専門学校の講師など幅広く活動中。

MAITRE TAKAMORI

第2回

ワインとチーズ、ワンランク上の愉しみ方

ワインとチーズ、メートル・ドテルのこだわり

____8981sワインとチーズのマリアージュについて、私は「お客様が望むもの」こそがすばらしい組み合わせだと考えています。
辛口のワイン、甘口のワイン、やさしい風味のチーズ、ちょっと塩味の強いチーズ……さまざまな選択肢があるなか、マリアージュに正解・不正解はないのですから。
もちろん、一般的に正解といわれているマリアージュは存在します。それを知りたいと望まれるお客様には、その組み合わせでご提供することで安心して食事を楽しんでいただけますし、多面的なおいしさの広がりを知っていただける方も多いです。

コース料理を音楽にたとえると、ワインとチーズも曲の一部。ですので、いままで食べてきた料理やこれからの料理などを含め、全体の流れを崩さない組み合わせが好ましいといえます。
そのため、オーダーされるものやちょっとした会話からお客様の好みを読み取って、こちらからワインとチーズをおすすめすることもありますよ。
それでも最終的に私は、お客様が望むマリアージュを一番大切にしたいと考えています。

おいしいワインとチーズを楽しめるレストランとは?

ワインを扱っているレストランやワイン専門のバーなど、最近はお店の数も増えてきました。そんななか、ワインとチーズをおいしく楽しみたいと思ったとき、お店選びに困ったことはありませんか?

一般的に、ワインにこだわっているお店はチーズもこだわっているもの。また、来客数が多いお店ほどストックやアイテムも豊富です。
そのため、ワインとチーズをおいしく楽しみたいと思ったときは「席数の多いお店」かつ「ワインリストが豊富なお店」を基準として選ぶことをおすすめします。
そのうえで、お店の雰囲気や個性などをたよりに、自分だけのお気に入りのお店を見出すのも楽しいものですよ。

ワインとチーズを頼む際の2つのコツ

____8958sいまから20年前くらいは、私たちメートル・ドテルがお客様に積極的にチーズを勧めていました。しかしここ5〜10年くらいで、「チーズが好き!」「●●チーズをください」とおっしゃってきてくださる方がとても多くなったんです。
この20年の間で、チーズが日本にも浸透してきたんだなぁと感じます。

現在、さまざまな種類のワインやチーズがお店に並んでいます。そこで、お店でワインとチーズを頼むときのコツを2つお教えします。
ひとつめは、漠然としたものでも構いませんので自分の「好み」を伝えること。たとえばワインであれば「赤がいい」「どっしりしたものがいい」「甘口がいい」など。チーズであれば「クリーミーなもの」「塩味が強いもの」「クセがないもの」など、自分が望むタイプや味や印象を伝えましょう。
ふたつめは、「旬」。ワインは飲み頃、チーズには季節ごとに旬があります。旬のものはやはり格別な味わいが楽しめるもの。ぜひお店のメートル・ドテルやソムリエなどに、旬のワインとチーズをオーダーしてみてはいかがでしょうか。

次回もお楽しみに