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PROFILE

ワインバルでソムリエとしての経験を積み、現在は、銀座フレンチレストランにてソムリエールとして勤務。人と人とを繋ぐワインの魅力を伝えたいとソムリエ資格取得講座の講師としても活躍。

ASUKA ITO

第2回

日本人との相性◎おみやげにも喜ばれるワインとチーズ

日本人にも親しみやすいワインとチーズの組み合わせ

160601_007_m最近では、和食とワインの組み合わせが注目されています。和食はチーズとの相性もいいので、和食×チーズ×ワインの組み合わせがおもしろいのではないかと考えています。たとえばクリームチーズの味噌漬けなど、日本人にも親しみやすいのではないでしょうか。
味噌はかなり風味が強いもの。合わせるワインとしておすすめなのは、味噌の強さに負けない南フランスの赤ワインです。南フランスは温暖な気候のため、ブドウがよく熟し、ワインの果実味が強まり厚みが増します。ローヌ地方のシラーであれば、少し土っぽいような獣っぽいようなニュアンスも出るので、食べ合わせがおもしろくなりますよ。
味噌はもちろん、醤油やオリーブオイルなど、自宅でおつまみ用のチーズを漬けるという楽しみも。ぜひお試しください。

組み合わせは無限大!“ペアリング”という考え方

私がソムリエールとして働いている「チェナクルーム」では、料理と飲み物の“ペアリング”を提案しています。料理と飲み物は、切っても切れない関係。その組み合わせは相乗効果を生み、無限大の楽しさを私たちに与えてくれます。組み合わせ次第で料理や飲み物がもっとおいしくなるという楽しさをお客様に知っていただくため、お客様には料理だけを選んでいただき、それに合わせる飲み物は私たちが提案するという形をとっています。
私が試食して衝撃的だったのは、ダシのきいた白身魚に果実味が強い白ワインの組み合わせ。やさしい白身魚と強い果実味は一見相性がよくないように思えますが、実際に食べてみるとお互いの個性を邪魔することなく引き立てあっているのがわかるんです。これぞ、新しいペアリングの発見といった感じでした。
みなさんも、「●●には△△」といった既成概念にとらわれず、新しい組み合わせにチャレンジしてみてくださいね。

女性目線で選ぶワインとチーズをおみやげに

接客しながら思うことですが、ここ最近ナチュラルチーズを積極的に食べる方が増えてきたという印象があります。
同時に、お友だちの自宅に招かれたときやパーティーにお呼ばれされたとき、ワインとチーズをおみやげに持っていく方も増えています。
先ほどのペアリングの話にも通じますが、「このチーズにどのワインを合わせようかな」とあれこれ考えるのも楽しいもの。さまざまなタイプのチーズを少しずつ楽しめるよう、小さいサイズのチーズを数種類と、合わせたいと思ったワインをミニボトルで数本買うのがいいかもしれません。
無難に押さえておきたい場合は、スパークリングワインがおすすめ。白か辛口のロゼであれば、どんな料理やスイーツとの相性もいいので安心です。スパークリングワインは、フレンチのコースを通すこともできるほどの万能選手。シュワシュワとした泡の見た目も可憐なので、女性にも喜ばれますよ。

次回もお楽しみに